フランスでのアルバイト

travailler pendant ses études

就学する課程や国籍に関わらず、長期学生ビザ«VLS-TS»を持っている学生は、生活費の一部を補うために、フランスで働く権利を有しています。

フランスでの留学生の仕事

留学中にフランスで働くことは可能です。EU圏外出身の学生が働くためには学生滞在許可証か長期学生ビザ« VLS-TS »が必要です。(一時滞在長期ビザ« VLS-T »の方は、働くことは認められていませんのでご注意ください。)

フランスでは年間964時間、すなわち一般年間労働時間の60の範囲内を条件として、外国人学生が学業の付随的に働くことが法律によって許可されています。あくまでも学業のかたわらの補助的な収入としての労働であり、労働が滞在中の主たる活動となってはいけません。

フランスで働く場合は、学生であるかないかに関わらず、SMIC (salaire minimum interprofessionnel de croissance)と呼ばれる最低賃金が法律で保証されています。SMIC201811日現在で1時間9.88ユーロ(税引き前)に定められています。この金額から社会保険料や税金など(約20%)が控除され、手取り金額は1時間7.61ユーロです。

大学でのアルバイト!

外国人学生が、在学している大学や高等教育機関で働くことも可能です。雇用契約期間は、91日から翌年831日までの間で最長12か月です。新学期の学生の受け入れ支援、チューター、文化・スポーツ活動の推進、ハンディキャップの学生のサポートなど、一般的に学内での学生生活に関わる仕事です。

学生が学業と仕事を両立させられるよう、大学での学生のアルバイトは、授業の時間割や年間スケジュールのペースに合わせられています。

学業の一環としてのインターンシップ

学位取得のカリキュラムの一環として、インターンシップが必須とされているプログラムもあります。フランス人学生も外国人学生も同じ規定が適用されます。

  • インターンシップの協定書が(大学と受入れ機関との間で)交わされなければなりません。
  • インターンシップの期間が2か月を超える場合、報酬が発生します。577.50ユーロ/月(201811日現在)

インターンシップが必須ではないコースの場合も、授業以外の時間に任意でインターンシップを行うことが可能です。留学先の教育機関のインターンシップ担当の部署にお問い合わせください。