長期学生ビザ (VLS-TS ou VLS-T étudiant) を取得することにより、4ヶ月以上1年間までの、留学のためのフランス滞在が可能になります。

長期学生ビザ

  • 長期学生ビザは4ヶ月以上1年未満の期間、高等教育機関で学ぶためにフランスに滞在することを可能にします。このビザでシェンゲン圏内の国々を自由に移動することもできます。 VLS-TS ”Etudiant“と表記された長期学生ビザは現地で更新が可能です。
    ビザ有効期限に近づいたら、ANEF-séjour : https://administration-etrangers-en-france.interieur.gouv.fr/で更新の手続きをしましょう。
    また、このビザは年間
    964時間、すなわち週20時間、生活費を補う程度に働くことができます。

     
  • 一時滞在長期学生ビザ ( VLS-T”Etudiant“と表記されたビザ )は、フランスに到着後、長期学生ビザを有効にするオンライン手続きをする必要はありません。また、滞在中に働くことはできません。このビザは現地での更新ができないため、滞在を延長したい場合、 帰国してあらためて長期学生ビザを申請する必要があります。

ビザ申請手続き

ビザ申請手続きは、東京にある在日フランス大使館の領事部で行ないます。

手続きについては、在日フランス大使館・ビザ関連ページをご覧ください

注意!ビザ申請を行う前に、Campus France "Etudes en France"の手続きを完了することが義務づけられています。

"Etudes en France"の手続きが完了していないと、ビザセクションは申請を受理できません。

Campus Franceはビザに関する質問にはお答えできません。ビザに関する質問は、直接ビザセクションにお問い合わせください。

長期学生ビザを有効にするオンライン手続き

 “VLS-TS”と書かれた長期学生ビザの場合、フランス入国後3ヶ月以内に、長期学生ビザを有効にするオンライン手続きを済ませましょう。(注:2019年2月18日より手続きが全てオンラインで完結できるようになりました。紙の郵送や予約を取る必要は一切ありません。)

注意!ただし、この手続きを行なわないと、長期学生ビザに付帯した滞在許可証の効力が失効し、不法滞在とみなされる可能性があります。
受験のためのテスト生ビザに関しては合格後、お住まいの県庁にて滞在許可証の申請を行ってください。

あらかじめ、お手元にクレジットカードとパスポートを用意します。

1.https://administration-etrangers-en-france.interieur.gouv.fr にアクセスし、長期学生ビザの番号やフランスに入国した日にち、連絡のつく電話番号やメールアドレスなど、必要な情報を正しく入力する。

2.クレジットカードで、電子印紙(Timbre fiscal éléctronique)を提示された金額 (50 euros )購入し、滞在税を支払う。

*現金での支払いを希望する方は、フランスのタバコ屋にてtimbre fiscal(印紙)を購入することもできます。

3.滞在税の支払いが完了すると、移民局での手続きも完了します。PDFの控えをダウンロードし、大切に保管しておきましょう。

長期学生ビザの有効期限後も留学を続けるためには、以下の取得条件を満たせば、期限が切れるまでに滞在許可を申請することで滞在の延長ができます。また、複数年有効の滞在許可証を申請することもできます。延長手続きは有料で、延長可能期間は在学中のコースの残りの年数です。(たとえば、フランスで学部の1年目を修了したら、学部3年目修了までの2年間の滞在許可証を申請することができます。

学生滞在許可証の取得条件

長期学生ビザの有効期限後、複数年有効の滞在許可証を受けるためには、以下の条件を満たしていなければなりません。

  • フランスの教育機関に登録していること
  • 月額615ユーロ以上の経済力を証明すること
  • フランスでの就学を勤勉に行なったことを証明すること(出席状況、試験結果、取得学位、コース変更をした場合はその説明など)また、留年は必ずしも学業を真面目に行なったことを疑うことにはなりません。