派遣先【CILEC – Centre International de Langue et civilisation – Université Jean Monnet Saint-Etienne サンテティエンヌ・ジャン=モネ大学附属語学・文明国際センター】

ヨーロッパサッカーが大好きな僕は高校の頃からヨーロッパに行きたいと思っていました。はじめてのフランス留学は約一か月間という短いものでしたが、飛躍的にフランス語能力が向上させるだけでなく、日本では味わえない欠かすことのできない経験を与えてくれた貴重な時間でした。

 

僕が留学したグルノーブルはフランス南東部、アルプス山脈の麓、街中から壮大な自然を望む、空気のとても良い町です。小さな町ですが、中心地は賑わっており、留学先でできた友達と一緒に学校帰りに出かけました。朝のマルシェは多くの人たちが新鮮な食材を求めています。僕が驚いたのはチーズ売り場です。いろいろな種類のチーズが売られており、なかなか強烈な臭いを放っていました。マルシェではスーパーで買い物をするよりも、フランス語で会話できる機会が多かったので、マルシェを頻繁に訪れ、会話の実践練習に使っていました。

グルノーブルには有名なバスティーユ城につながるテレフェリックいわゆるロープウエーがあります。到着初日に訪れましたが、そこから見た景色は言葉にできないほど綺麗でした。また、グルノーブル美術館は中世から現代までの幅広い年代の様々な絵画が展示してあり、係員も皆さん親切な方ばかりで、僕にいろいろと絵画の説明をしてくれました。

僕はグルノーブル第三大学に通っていました。登校初日で迷っていた僕をインフォメーションセンターの学生が親切に教室まで連れて行ってくれました。はじめに作文と面接のクラス分けテストがあり、作文ではフランス留学中の抱負を、面接ではどのように学校に来たのかと自分自身の国について尋ねられました。

授業は基本的にフランス語の文法、会話、作文、リーディングに重点がおかれていました。日本の授業との違いは、コンピュータやイヤホンなどの機械を積極的に用いることです。例えば、発音の練習では、先生が一人ひとりの生徒の発音を聞くことができるようになっていました。また、様々な分野の勉強を組み合わせて行っており、新しい文法を教えた後に、その文法を用いた会話をすぐに実践しました。学生はアジア系の生徒が多く、他にもアメリカやチェコ、カタールやベネズエラなど国際色豊かでした。学校主催のアクティビティではアルプスを訪れ、標高約二千メートルまで登る電車に乗り、氷の洞窟を訪れました。

さて、ホームステイは短期留学に非常に適しています。なぜなら、語学を効率的に早く向上させるには、ネイティブスピーカーと話すことが最も重要だからです。ちなみに私のホストファミリーは一人暮らしのおじいさんでした。驚くべきことに、齢80歳を超える彼は料理作りが上手くて、毎日本格フレンチのような食事でした。また、社交ダンスが趣味で多くの女友達が家に遊びにきていました。私も一緒に話しをして、フランス人の趣味や食事に対するこだわりを感じ取りました。

短期の留学でもフランスの歴史や文化を自分自身の肌で感じることができ、フランスという国がとても好きになりました。次には長期留学をして、流暢なフランス語をマスターし、フランス文化をより深く学びたいと思っています。