総合大学と PRES(高等教育・研究機関コンソーシアム)

 
フランス全土の公立大学とPRES(高等教育・研究機関コンソーシアム)が留学生を迎え入れています。

総合大学とPRES研究・高等教育拠点(高等教育機関グループ)

公立大学とPRES研究・高等教育拠点(高等教育機関グループ)はフランス全土で留学生を迎えています。

フランス全土には83 の公立の大学があります。国家の多額な予算が充てられ、各大学は厳格な手続きのもと、国家資格である学位を交付します。高い教育の質が保障されつつも、年間の学費は大変低く抑えられています。多岐に亘る分野の教育が提供されています。

フランス人学生の80%は大学に在籍しており、そのうちのほぼ10%は外国人留学生です。高等教育機関はフランス全国に分散し、それぞれ特色のあるキャンパスとなっています。

フランス研究の主役

フランスの公的研究発展の基幹は大学が担っており、教育の質の高さは実に高い評価を受けています。

先のノーベル物理学賞、ノーベル医学賞などが大学教授に贈られたことでもお分かりでしょう。

フランスは『研究・革新の国家戦略』を掲げ、四年間の通年研究を最優先とし、学術研究、テクノロジー及び現代社会の研究課題に挑んでいます。

2009-2012年期の三大テーマ(挑戦課題)

保険衛生、食料問題、バイオテクノロジー

環境の危機課題・環境テクノロジー

情報、コミュニケーション、ナノテクノロジー

300 を越える博士養成課程では、研究員、指導教員62 000人を擁し、1200以上の研究機関との緊密な連携のもと、博士課程が実施されています。

プロフェッショナル育成を志向する大学教育

大学のカリキュラムには、年々企業内での実践教育が盛んに取り入れられてきています。課程履修中の研修は度々実施されており、学生全体の30 % ( 修士二年目の学生の60% )が企業内研修を受けています。

大学は研修先リストを確保し、就職支援窓口(BAIP) をもち、研修の機会と各分野の就職先を斡旋し、学生の支援態勢を整えています。

フランスでは高等教育機関の年間登録料は国家が定めており、2016-2017 : 学年度の登録料は以下の通りです。
- 学士課程 :184 ユーロ
- 修士課程 :256 ユーロ
- 博士課程 :391 ユーロ
- 工学系グランゼコール :610 ユーロ

PRES研究・高等教育拠点(高等教育機関グループ)

大学、グランゼコール、研究機関のグループであるPRESでは、研究・財政面での連携による共同研究が行なわれています。現在、およそ20のPRESがあります。

PRES はなによりも連携機関の学際発表の場です。他国の競合機関に較べ、往々にして規模(研究員数において)に制約がありがちなフランスの研究機関が国際レベルの科学競争に優位な立場を確保をするのに有効です。

PRES にも修士・博士課程が設けられ、一校あるいは連携する教育機関との単位横断履修の学生にも、PRES 高等教育機関グループ独自の認定学位を交付しています。

学術研究においても、メンバー内の学術発表も、PRES のクレジットに統一して発表される為、研究がグループとしての研究実績であることがインターナショナルにもわかる透明度の高い形になってきています。

学生生活面への配慮も行き届いており、学生の受け入れ・学生寮・生活適応のサポート・外国人留学生への (フランス語研修・チューター制度等...)支援態勢も充分整えられており、留学の成功を支えます。